運用担当者を対象に社内研修を実施

7月22日・29日・8月5日の全三回にわたり、運用担当者を対象とした広告運用業務に関する社内研修を実施しました。
講師は、2016年に新卒入社し運用チームのマネージャーを経て2021年に退職、現在は広告運用のプロとしてフリーランスで活動をされている茂出木萌衣さんです。

弊社の宮崎拠点の運用者は、運用者同士の定期的な媒体情報のアップデート共有会に加え、今回のような社外講師や営業担当者からの研修や講義を受け、社内外の情報収集や運用者としての心得を学んでいます。

今回の研修は上記の通り、全三回で行い、計六時間の実施となりました。

第一回は、「運用とは・運用者の仕事とは?」などの前提のお話が中心でした。
なかでも印象的だったのは「運用とは?」の部分で、茂出木さんからは「運用はクライアントや案件の目標の数字を達成するものであるが、それと同時に、クライアントの思いや心に寄り添うことが重要」というお話がありました。

運用業務を行う上で、サイト流入・商品購入など「数字」で表れる結果に注視しがちですが、その背景にある「クライアントがどのような考えでその配信をしているのか」や、配信後には「クライアントは結果をどう受け止め、感じたのか」など、結果が同じ数字であってもそこにまつわる感情に寄り添い理解し、同じゴールや目標を目指すチームやパートナーとして並走することが、運用者として求められることです。

第二回は、「運用改善の仕方・考え方」として、運用調整をする際の調整する項目の順序についてのワークを行いました。これは答えが1つになる問いではなかったため、実務を行う運用担当者の間でもさまざまな回答や考え方の発信があり、当日会の中で議論が行われました。

第三回は、「運用改善・精査以外編」として配信開始後必ず行う精査の後の段階で、より良い配信を行うために何ができるのかについてお話いただきました。また会の終盤には「よくあるトラブル」と題して配信後に起きるミスについての注意喚起がありました。

受講者からは「運用に関して、自分以外の視点や考え方を知ることができた」「講義の内容が早速実務で役に立っている」などの感想がありました。
入社したばかりのメンバーはもちろん、中堅メンバーにとっても【広告運用】そのものを深く考える良い機会になりました。

今回の研修で学んだことを今後の業務において実践していきたいと思います。

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