「働くママ」インタビュー
「これからの働き方」と題して、今回はオムニバスで働くママ3人にインタビューをしました。経営管理部で経理や人事を担当する青木さんと森内さん、営業チームであるS Div.に先月復帰した豊田さんからどのように子育てと仕事を両立するしているのか?復帰前後の大変だったこと、今後の目標などをお話いただきました。

青木彩子さん(左)
2015年入社 経営管理部マネージャー
豊田くららさん(真ん中)
2020年入社 S Div.
森内美帆さん(右)
2017年入社 経営管理部
Q1、現在の業務内容、働き方を教えてください。
青木彩子(以下 青木)
2015年中途入社、経営管理部マネージャーの青木です。
新卒では外資系ホテルで働き、その後財閥系不動産会社で経理などの経験をしました。前職は会社規模的に業務範囲が限定的だったこともあり、転職の際は自由度が高く幅広い業務にかかわれる会社という基準でオムニバスを選びました。私の入社は2015年ですが、当時オムニバスは社員数20名程で、経営管理部自体も役員の高岡さん1人という規模感・体制でした。ほぼ未経験の状態でしたが、今では経理、労務、総務、人事採用などバックオフィス全般をこなしています。
森内美帆(以下 森内)
同じく経営管理部の森内です。2017年6月に入社し、現在6年目です。
私も新卒1社目は接客業で、その後、人事コンサルのアシスタントをしたことが今の人事・経理や労務のお仕事に就くきっかけになりました。私が入社した半年後、2017年の12月に先輩社員である青木さんが産休育休に入られて、その間に引き継ぎで業務を覚えていきました。
豊田くらら(以下 豊田)
2020年2月入社の豊田です。今までの経歴で言うと、新卒でアパレル業界に入りました。その後アパレル特化型の求人広告やインターネット広告代理店のアシスタントの経験などを経て、オムニバスに入りました。オムニバスを選んだ経緯としては、元々広告が好きだったこともありますが、前職は若い会社だったので、もう少し落ち着きをもって長く働きたいという思いもありました。
Q2、復帰前後で不安だったこと、大変だったことはありますか。
青木
産休育休合わせて1年半休んでいたんですよね。なので復帰時は「会社がどうなっているかがわからない」という点が1番大きかったです。休んでいる間に会社の規模も大きくなっていたり、経営管理部の仕事柄人と関わることも多いので、その変化についていけるのかと心配していました。
また私がオムニバスで産休育休を取得した2人目だったこともあり、まだまだ前例がない中、漠然とした不安がありました。
プライベートでいうと家庭内の家事分担とかも考えましたね。
あとは服がない!(笑)
1年半休んでいる間は家の近所にしか出かけなかったので、復帰するにあたって会社に着ていく用の服がなかったのは少し焦りましたね。

森内
復帰前は、自分が復帰して役に立てるのか?という気持ちがありましたね。
ただ私の場合、先に青木さんが産休育休復帰され働いている様子を間近で見ていたので、安心感もかなりありました。
復帰後は、時短勤務の中の業務ではあるので、業務の優先順位付けに苦労しました。
最初は9時~16時勤務、少し落ち着いたタイミングで9時~17時勤務に変更しましたが、上長やチームと相談しつつ決めていただきました。
豊田
私も森内さんと同じように、復帰して私の居場所があるのかな?と漠然と不安でした。
あとは入社して比較的すぐに産休育休に入ったので、知識面でも人間関係も復帰後うまくいくのかなと思っていました。特に業界的にもスピード感が早いのでついていけるのか?と心配でした。
でも、復帰後みんなとうまくやれるか?の不安はすぐに払拭されました。
復帰前に書類の提出で会社の様子を見に訪れた時にも、子供と遊んでくれたり積極的に話しかけてくれたり、みなさん温かく迎えてくれました。正式に復帰した今も同じです。
もう1つの不安だった業務面も、同時期に産休育休に入っていた宮崎の拠点のママと一緒に「おかえりなさい研修」と題した研修を実施してもらい、日々頑張っています。
Q3、働きやすさを感じるところはなんですか。心がけているポイントなども
豊田
働きやすいと感じるのは、やはり在宅勤務とフルフレックスの制度が定着しているところですかね。コロナ禍での保育園の休園時の対応もとても柔軟だと思います。
ママになって思うのは「朝の時間が大変」ということです。子供がぐずって時間通りに動けなかったり、乗る電車が遅れたり、、1つ1つは5分10分のことですが、そういうことに神経をすり減らさなくて良いというのはかなり助かっています。最近だと子供が暴れて洋服が破れたりもありましたね(笑)
時短勤務でも活用できるフレックス制度の良さを実感しています。先輩ママが多いので、しょっちゅう起きる緊急時に理解があることもとても有難く思っています。
森内
同じく、時短やフレックスはとても有難いです。よく通勤電車から降りて会社に電話するお母さんらしき人の姿を見かけますが、やっぱり大変そうだなと思います。焦らなくて良いというのは日々助かってます。
あとは私の場合、周りの方が家族のことまで気遣ってくださるというのは他社になかったうれしいことでした。子供のことだけでなくて、同居の母や夫のことまで「元気?」とよく声をかけてくれます(笑)なかなかないと思うんです。
制度面だけでなく一緒に働く方の人柄も含めて、とても気持ち的に楽になることが多いです。
青木
お2人の言う通り、制度面は安心できる点が多いですね。
在宅勤務もコロナ禍前から実施していましたし、既にとても定着しています。
家族の助けもあって、先日は宮崎の拠点に泊りがけで出張にいきました。
夫が平日休みなこともありますが、いつもお互いに協力し助け合って、仕事と育児ができていると思います。

Q4、オムニバスで仕事を続けてよかったと思えるポイントは。
青木
1番は産休育休復帰後に、リーダー、そしてマネージャーと昇格できたことです。
時短勤務であっても頑張りを評価してもらえる土台があると思います。
一概には言えませんが、やはり周りでも「ママになって会社での評価がされづらくなった」「できる業務範囲が狭まった」などと度々聞くのですが、そのようなことは体感としてはまったくないですね。
森内
豊田さんの話にもあったんですが、子供と日々過ごす中で「予定通りに進めないこと」が多々あります。それが時にはストレスになるんですが、そんな時に仕事に戻ると1つ1つタスクがあって、それをクリアしていく感覚で進められることは達成感があります。
あとはオムニバスで良かった点としてやりたいことを聞いてくれることです。
決まった業務をこなしていくのではなく、1つの目的のために「何が最善か?」「どんな手段があるのか?」を考えて、自分のやり方で進めていけるのが業務で楽しいポイントです。
最近あったことで言うと、勤怠システムの導入を主導で行ったのですが、部分的な割り振られた作業ではなく、手法選定や比較、社内の説得など一連の流れを任せてもらえたので、仕事としてスキルの向上や楽しさを日々感じます。

豊田
良かったことはたくさんありますが、理解ある先輩ママがたくさんいて働きやすい環境がそろっている、良い人しかいない、色々挑戦できる、、などなどです!
一言で表すなら制度面の柔軟さとメンタル面の安心感という感じです。
今までいくつもの職場を経験しましたが、インタビュー用ではなく本当にこんなにノンストレスで働けているのは初めてなんです(笑)単発単発で大変な仕事はありますが、日々サポートを頂きながら楽しく働けています。
Q5、今後の目標ややりたいこと、まとめ
森内
今後はもっと社内のメンバーと関わって、もしどこかに問題があれば、どうやったら解決できるのか考えて、みんなを巻き込んで、解決したり、何かアウトプットが出せるようになりたいなと思ったりしています。業務領域を広げ、会社全体を見られる視座の高さでみんなの課題を解決したいです!
豊田
運用全般が理解できたらクリエイティブを中心にやっていきたいです。
まるっとお任せいただける体制を作りたいです。
オムニバスにクリエイティブ部門がないので作れたら良いなとか考えてたりします。
オムニバスなら今はないポストも目指せると思っているので、クリエイティブ部門ができたらマネージャーになります(笑)
青木
今回はテーマが「働くママ」でしたが、子育てだけでなく社員はそれぞれ介護とか家族の事情とか様々なことがあるし、これからさらに会社の拡大に伴って増えていくと思います。
そんな中でも社員が継続して勤務・成長していける環境づくりをしていけたらと思っています。
あとこんな「ママ対談」をしているなんて自分が復帰した時には考えられなかったのですが、今はこんなに制度が定着して、今もし産休育休に入ろうとするタイミングの人が出てきてもまったく不安なく入ってもらえる気がしています。
オムニバスがそういう体制になったこと自体、こういう対談をしていること自体がとてもうれしく思います。