センコービジネスサポート株式会社様対談

2023年5月19日、弊社でデジタル広告施策を実施した経緯のあるセンコービジネスサポート様との対談のご紹介です。今回は人事グループ採用担当 係長の谷川様、チーフの興梠様にお話しいただきました。インタビュアーは、宮崎トレーディングセンター長・矢野が務めます。

一気通貫でお客様の事業をサポートする

オムニバス 矢野(以下矢野)

本日はどうぞよろしくお願いいたします。
まずは、センコービジネスサポート様の事業内容をお聞かせください。

センコービジネスサポート 谷川様(以下谷川)

弊社は、センコーグループホールディングス株式会社を親会社にもつ、センコーグループの一つです。もともとセンコーは物流をメインとした事業を行っておりましたが、お客様からの様々なニーズにお応えしていく為に、現在は「物流」だけでなく、「商事」「ライフサポート」「ビジネスサポート」事業も展開しております。

私共が担当する「ビジネスサポート事業」は、コンタクトセンター、給与・決算事務代行、データプリントサービス等の業務を通して、お客様企業の事務の効率化や生産性の向上などさまざまな経営課題に対するソリューションを提供しております。

また、今年度より新たに社内業務システム構築のノウハウを活かし、お客様企業へのDX推進支援業務をスタートしております。

また、弊社は「一気通貫」でのお客様をサポートできるという特徴があります。
例えば、企業様がDMでPRをして、オンラインで商品販売を開始する場合、弊社の「DPS(データプリントサービス)部」がDMの作成~発送までを行います。広告を見たお客様からのオンラインサイトからの注文・問い合わせを「コンタクトセンター」が受けるといった、商品の広報から注文までの過程を弊社だけで対応することができます。

お客様が集中したいコア業務に力を注げるよう、手の回らない業務を弊社で代行するなどして、幅広くサポートができることも強みの一つかと思います。

企画管理部 人事グループ採用担当 興梠様と谷川様(左から)

矢野

ありがとうございます。
ここまでセンコービジネスサポート様が大きくなるまでに苦労したこと、
また、延岡で事業をしていて良かったな、と感じることは何ですか?

センコービジネスサポート 興梠様(以下興梠)

延岡で良かったと感じる点では、オフィスが広い土地の中にあるので開放感があり、綺麗なオフィスで働くことができていることが大きいですね。

あとは、入社してくる人も多様な色を持った方が多くなっているなと感じています。

谷川

今、一番大きな部署である「コンタクトセンター」は、数名しかいなかった「コールセンター」から始まりました。それまで、延岡にコールセンターがなかったということもあり、私自身、コンタクトセンターの確立に注力をしていこうとする中で、本当にうまくいくのだろうかという不安もありましたが、市の協力もあり少しずつ成長していくことができました。

矢野

初めは小規模からのスタートだったのですね!

今回の対談は、広告出稿のご相談を今年の2月にいただき、採用募集の広告出稿をサポートさせていただいたという経緯がありますが、延岡に進出したオムニバスを知ったきっかけをお聞かせください。

谷川

最初は、延岡市の工業振興課の方から、デジタル広告を取り扱うオムニバスさんのことを紹介してもらいました。

当時、SNS広告の必要性を弊社としても感じていたこともあり、ぜひお話を伺いたいと思い、工業振興課の方と、御社を訪問させていただきました。

そこでデジタル広告についてお話を伺いましたが、まだ当時は内容と費用が結びつかないところもあり、すぐに広告出稿には至りませんでした。

紙媒体とデジタル広告の違いから得た知見

矢野

SNS広告が重要だと感じ始めたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

センコービジネスサポート様が社員募集を行うにあたって、SNSを使った方がいいと判断されたきっかけもあればお聞かせください。

興梠

これまで紙での採用募集は何度も行ってまいりましたが、募集を出すたびにその効果に疑問を感じ始めました。

谷川

紙での費用対効果を感じられない中で、ふと、他の企業がどのようにしているのか調べてみると、SNSで大手企業が会社のことをおもしろく発信していて、それに多くのフォロワーが共感しているのを拝見しました。

私たちも、自社のことを多くの方に知ってもらうには、何かインパクトが必要だと思い、公式Instagramを始めるようになったことがきっかけですね。

矢野

なるほど、はじめは会社の認知を上げたいという思いだったのですね!

最初センコービジネスサポート様とお会いした「エリアネットワーク会議」では、SNSにご興味があるというお話をされていたと思うのですが、その時には先ほど仰ったような、SNSを通して会社のことを知ってもらう必要性を感じられていたのでしょうか?

谷川

はい、その通りです。

1年くらい前に他社で試験的にデジタル広告を出稿したことがあり、当時は大きな費用をかけられなかったというのもあったのですが、あまり充分な結果は得られませんでした。

それから暫くして、きちんとした形で弊社の良さを引き出してくれるパートナー企業がいないかなと考えたときに、オムニバスさんのことが頭に浮かびました。

延岡市が誘致した企業ということで安心感もあったので、「エリアネットワーク会議」でお会いできたときには「これはきっと何かの縁だ!」と感じましたね。

矢野

そのように思っていただけて嬉しいです。

それからオムニバスへ発注をいただき、広告を配信することになりましたが、今回実際にデジタル広告を配信してみて、結果をどのように感じられたか率直にお聞かせいただけますか?

興梠

実際にやってみて、今まで私たちが届かなかった人たちに広告が届いているというのはとても大きいと感じております。デジタル広告って、年齢・性別などターゲットを絞ってピンポイントに配信できるじゃないですか。私はそこに魅力を感じました。

谷川

配信をきっかけに、弊社の採用サイトを通して2名の応募がありましたが、初めての取り組みでこのような結果を出せたのは良かったと感じています。

まだ実際に採用には至っていませんが、今までSNS広告を配信しなければ伝わらなかった人から応募がきたことは、弊社にとっても大きな成果だと思います。

御社の担当者が、配信中の数字をもとにターゲットを変えるなど色々なパターンを考えて提案をしてくださり、それに私たちも納得した上で進められた点もよかったと思います。

矢野

ありがとうございます。

センコービジネスサポート様はデジタル広告と同時にテレビCMも配信されましたが、デジタル広告とテレビCMとを同時に配信した効果を感じられたことはありますか?

谷川

テレビCMとデジタル広告の同時配信後の求職者からの応募数が、昨年よりも増えておりましたので、効果はあったと感じています。

矢野

それでは「オムニバスで良かったな」と感じるところや「もっとこうしてほしい」と感じた部分があればお聞かせください。

谷川

さきほども述べましたが、デジタル広告について私共の知識が浅いこともあり、不安だった中、「○○だからこうしたほうが良いのではないですか」という風に、私共が理解できるように、しっかりとした理由付けを持って提案・サポートしてくださったことがとてもありがたかったです。

興梠

オムニバスさんは、関わった方は皆さんとても気さくで、質問に丁寧に答えて下さったり、広告配信において何の比較材料も持たない私たちに分かりやすく提案をしてくださったので、安心してお任せできました。

矢野

ありがとうございます。過去の配信のご経験もあるということでしたので、そのように感じていただけて私たちも安心いたしました。

もし今後また配信をするとしたらやってみたいことがあればお聞かせください。

谷川

今後も会社の採用や広報はSNSを活用してうまく発信できたらいいなと思っております。

その中でも、「真面目な会社だけど面白いところもある」といったような見せ方ができるのはTwitterかなと思うので、今後Twitterもやっていきたいですね。

興梠

それと、新卒の子たちからできるだけ多く会社見学の集客を増やしたいというのがありますね。

また、中途採用では、オンライン説明会のエントリーに繋がるようなPRをSNS広告でやっていけたらいいなと思います。

「何かを諦めなければいけない」選択肢をゼロに

矢野

それでは最後に、センコービジネスサポート様の今後の展望をお聞かせください。

谷川

これは弊社だけの問題ではないですが、地元の学校を卒業後、県外への就職を考えられている学生さんが増えているという現実があります。

もちろん弊社ならではの魅力も発信しないといけませんが、市全体で地元の魅力をもっと感じてもらえるような取り組みも考えていくべきだと思います。

弊社は女性が多い職場のため、福利厚生を含め子育て世代でも長く勤めてもらえる環境づくりが必要と考え、早くから制度づくりに力を入れております。「子育てで何かを我慢しなければいけない」というような状況を0にできるような取り組みも進めています。

さらに加えると、社員がやりたいと感じたことを会社で実現できるような環境にできると理想ですよね。

興梠

あとは、多くの人は1日の大半の時間を会社で過ごすので「仕事を楽しく、モチベーションを持ちながら」働けるような組織にしていく必要があると感じています。

これは会社全体を巻き込んでいく必要があるので大変ですが・・・。

仕事をする中で失敗をすることもあると思うのですが、そういう時に、次同じことにならないようにするための対策やフォローをみんなで考えて改善につなげるような組織にしていきたいなと思います。

矢野

たしかに、そのような会社になっていけば素敵ですよね。お話を伺っていて、業種はちがえど人のマネジメントという部分では近しい課題になってくると感じました。

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

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