株式会社オムニバスは、2023年8月5日に創業15周年を迎えることができました。

変動の激しいインターネット広告業界の中でこれまで成長を続けてこられたのは、お客様、お取引先様をはじめとする皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。

これまでのオムニバス

2008年、株式会社オムニバスはアドテクノロジーを活用したデジタルマーケティングカンパニーとして創業しました。未だ初代iPhoneが日本で発売するよりも前のインターネット広告黎明期に、当時海外の最先端のソリューションを日本市場に先駆けて提供しはじめました。

以来、2013年にはいち早く動画広告文分野に参入、2017年からは日本のクレジットカード会社である株式会社クレディセゾンの完全子会社となり、決済関連データを用いた新しいデジタル広告ソリューションの開発・提供を開始するなど、インターネット広告代理店として広告がより良く、より価値のあるものへ進化していけるよう邁進してまいりました。

また同2017年には宮崎県日南市、2021年には宮崎県延岡市に、広告運用の専門拠点を構え、お客様に信頼をもって運用をお任せいただける盤石な体制を構築いたしました。

これからのオムニバス

創業から15年が経ち、市場環境は大きく変化しています。

インターネット広告の急速な普及に伴い、インターネット広告を取り扱う広告代理店が急増しました。これによって競争が激しくなり、単にネット上への広告出稿業務を代行するだけでない差別化が必要になっています。また、ネット上に情報が溢れるようになったことで、企業が一方的に情報発信するだけでは生活者に受け入れられにくくなりました。生活者が情報を取捨選択する時代となり、ソーシャルメディアの普及も相まって、消費行動に及ぼす影響力の主導権が企業から個人へと移り変わっています。

そんな変化の中で、デジタル領域でのマーケティング支援を事業とする弊社もまた、変革を求められていると感じております。培ってきた広告コミュニケーションの知見をもとに、お客様の抱えるマーケティング課題に本質的に向き合える“頼れるパートナー”になれるよう、これからも進化を続けてまいります。

また、他方面への取り組みとしては、今年3月には若年層向けの寄付プラットフォームサービス「ペイフォワードプロジェクト」をリリース。従来のデジタルマーケティング事業専業からの多角化を図っています。これまでの広告主から生活者への広告コミュニケーションに限らず、人と人、人と社会など、それぞれの想いを自由な発想でつなげる、「型にハマらぬコミュニケーションカンパニー」を目指して、取り組みの幅を広げていきたいと考えております。

代表よりご挨拶

平素は格別のお引き立てにあずかり厚く御礼申し上げます。

この度、弊社は2023年8月5日をもちまして、創業15周年を迎える運びとなりました。
これもひとえに皆様方の厚いご支援と温かい激励の賜でございます。ここに心よりの感謝を申し上げます。

振り返ってみますと、2008年創業当時はアドネットワークの広告商品を中心にしておりましたが、その後は動画広告やSNS広告など多様な広告メニューが生み出され、弊社も最新のマーケティング手法を理解/把握せねばと、変化する環境に追いつくべく日々邁進してきました。

「進化の連続で想いをつなぐ」という企業理念の下、従来の常識や固定観念にとらわれることなく、これからもオムニバスらしい唯一無二の新しい事業を生み出すことで、世の中から必要とされる会社になることを目指していきたいと考えております。

今回の15周年を機に、いま一度創業の精神に立ちかえり、より一層のサービス向上に努めてまいります。
今後とも倍旧のお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役　岩井亮